自由に生きる!

旧帝大工学修士が送る、自由に生きるための教育ブログ!

教科書2冊理論!

テキスト2冊理論!(かなりマニアックなやりかたです)

 

2020/04/26

学校でこんなこと言われませんでしたか?

 

「教科書には文字を書き込まないこと。文字はノートに書きなさい」

 

 

これ、僕は全く良いと思っていません。ある一つの単元を勉強するとき、ノートと教科書を使い分けるのも好きではなかったので、なおさら反抗したわけですが…笑

 

だって、まっさらな教科書を読んで理解できるのなら、そもそも先生、ノート、問題集なんかいらなくないですか?

 

よって、僕は教科書を自分で「翻訳」する必要があると思っています。心境としてはこんな感じ。

 

「あーーー、この教科書を書いたおじいちゃん、こんな書き方あかんで。この公式理解するには、こういうイメージも必要やん。あとこの知識どこで使うかも書かなあかんやん。この問題のミスするポイントも書いとかないと。」

 

こう思って書いた教科書の例を挙げます。

 

  • 「イメージ」をメモする。今回であれば、微分係数って、ただの「傾き」なんですよーというイメージが重要です。
  • 専門用語は、簡単な日本語に書き換えてしまう。これは、社会人になったら非常に役立ちます。もし君が、大学で数学専攻していたとします。それを社内向けのプレゼンで発表するとしましょう。相手は、「文系出身の、昭和の、腹の出たおっさん」相手です。そんな人たちに、「三角関数の加法定理が…」なんて言っても、伝わらないです。あくまで嚙み砕いた表現が求められます。
  • 途中の、式変形を書いてしまう。多くの大学の教科書はm途中式を省きます。理由は簡単、ページ数が半端ない量になるからです。しかし我々凡人には、そんなの省かれたら理解できません。なので自分で追加してあげましょう。1年後の自分がわかるくらい、丁寧に書いてあげましょう。

 

 

あともう一つ。

 

「先生に言われたところを必死にマーカー引く」

 

これもおかしいと思います。「マーカー=重要なところ=自分が予習段階で理解できていなかったところ」これが理想です。少なくとも、線を引くのなら、なぜ線を引いたのかのメモも必要です。1年後の自分に、

 

「おいお前、ここ忘れとるやろ?そう思ってな、1年前の俺がお前にマーカー引いといてあげたんや。感謝しいや?」

 

 

こうしてメモが書かれまくった教科書や問題集は、将来塾のアルバイトなどでも使えます。もしくは部活の後輩にも教えられたり、はたまた女の子に教えたらモテますよね。

 

  • 一冊は真っ白で何も書き込まない。問題集は、後で(自分の忘却曲線あたりで解きなおすのが重要。「自分模試」あるものをよく作っていました。もう一冊は、自分のための参考書にすること。重要なのは、「参考書や問題集に書いている解説が分かるのなら。この世で塾や家庭教師は必要ない」ということだ。もちろん、大学に行くと自分で教科書を読み自分で理解する必要がある場面は多々あるとは思いますが、そうは言ってもねえ笑。自分で勉強して理解できないから、質問してる人に対して「教科書見たらわかるやろ」という返事は、だめだと思います。「なんでこんなんもわからんねん」これも暴力だと思いますね。中学の時に、よく先生に言われました。今振り返ると、明らかにその先生の力量不足だったと思います。